バックグラウンドコンパイルのバグがなくなった模様

なのでNetBeans 6.5でjava使ってるユーザーは6.7へさっさと移行するのがよい。

Javascriptライブラリ等6.7では実装されてない機能がまだまだあるが、Javaでコアな部分が改善されているので6.7への以降をオススメする。


6.5まではバックグラウンドコンパイルにバグがあって、まともに使おうと思ったらOFFにするしかなかったのだ。6.7ではそれが問題ないのを確認。ONのままでよくなった。

EclipseユーザーはコンパイルするのにCTRL+Sを押して、その後実行するのに慣れてると思うが、NetBeansに慣れ親しんだ人にとってこういう使い方はしない。ファイル単体を実行したいのならSHIFT+F6、プロジェクトを実行したいのならF6を押すのが癖になっているはず。これが6.5の初期設定のバックグラウンドコンパイル状態ではうまく機能しなかったのだ。

6.1まではF6の実行を押すと保存、その後コンパイル、そして実行と順番に処理されていた。

だが6.5では動きを見ているとどうやらF6で保存した後バックグラウンドコンパイルはじめるようだ。ということはコンパイル中に実行がされてしまうわけで、変更後F6を押していくと常に一つ前の実行結果がでていた。

ここはシリアルに動いてほしいのに…。そして6.7ではJavaSEなアプリだけ確認したが、問題はないようだ。たぶんWebアプリでも改善してると思う。Webアプリにしても保存、コンパイル、差分デプロイ&リロード、ブラウザ起動までNetBeansは全自動でやってくれるのでここが改善してるとうれしいかな。当たり前だけどホットデプロイ使ってる人はOFFにすること。保存するだけで再デプロイされるから。

EclipseはデフォだとTomcatの自動リロードが動いてやっと更新される感じだが、NetBeansはバックグラウンドデプロイ有効にしておくと保存、コンパイル、リロードまで一連のタスクになってるのでリロード時間まで待つということはしなくてよいのはかなりの利点かな。


とはいえ、6.1までと6.5からと初期設定が大きく違うのは従来のユーザーはかなり不満だと思うけどねぇ。新規ユーザー確保する場合はEclipseに似せたほうがよいのかもしれないけど。