パナソニックがやっと動いたか

パナソニックといえば超低電圧版CPUで軽量長時間バッテリの分野を開拓したマシンを提供したことで有名。

基本的にはPentiumM/1GHz搭載のW2ですでに完成し、その後低電圧版搭載&大型ディスプレイのYシリーズを追加。しかし、W、T、Rシリーズはあいかわらず同じくらいのスペックを続けていた。下がることも珍しくはなかったが。

その後やや性能高めのYシリーズは一般販売停止。かわりにでてきたのがワイドディスプレイ搭載のFシリーズだが、なぜか高性能なCPUから大幅に低下したCPU搭載(2.26GHzから1.4GHzへ)と何をしたいのかがまったくわからなかった。

新シリーズでもなぜかより軽量で小さいモデルのRシリーズは1.6GHzへあがっているのにFシリーズでは1.4GHzのままようだ。

そしてこの半年で超低電圧版は台湾勢がこぞって搭載し始める。10万をきる価格でAtom搭載マシンよりはるかに高スペックな物を出していた。日本の調停電圧版搭載マシンはすでに競争力が大幅に失われていた。通常電圧、2スピンドルでまともにつくっているのはもはやSonyくらいだろう。

も う だ め ぽ


http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090929_315692.html

そんな中、ついにメインと思われたWシリーズとTシリーズが一般販売をやめるようだ。

そして通常電圧版で勝負をし始めた。通常電圧版は価格的にも有利だが、廃熱が問題。レッツノートといえば熱が問題になることも多く心配であるが、このへんのノウハウは台湾勢はすぐにはこれまい。

軽量路線から多少後退したというところだが、OSがVistaや7とXPに比べて重くなっているのが悪い。

これから他社も通常電圧版な高性能ノートPCで1.5Kgをきったのが増えてくるとうれしい。おいらは5年前に超低電圧版CPUを見限ったので(その原因がレッツノートだというのが皮肉というか)いい方向には向かってるかなと思う。

その一方で1Kgあたりで低電圧版搭載したマシンもあってはよいと思うけど、なんとも極端すぎるような。


結果的に画面が大きいFシリーズが一番ひどい状況に追い詰められてるなぁ。だれかシリーズ間の差別化をまとめる人いないの?東芝にもSonyにもいえることだけど。