「テトリスを1時間強で作ってみた」動画の投稿者にインタビュー

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20091104/340019/

SC-3000(セガMKIIIの前の機種。キーボードなしはSC-1000/2000。MKIIIに外付けキーボードつけて触っていたが、BASICは驚くほどMSXと同じだった。保存は当時スタンダードだった音楽テープ。当時はフロッピーディスク2ドライブで10万とかだったんだぜ…)が幼稚園のころって事はこの人結構若いな。

そのころ触っていた人なら「page = 1 - page」というコードが自力で考え出せなかったとは正直思いにくい。BASICで論理式全盛時代なわけじゃないのかな。・・・と思って読んでいたが、よくよく見ると幼稚園のころからずっとプログラミングをしていたわけじゃなかったんだね。プログラミング暦そのものは驚くほど少ないってことか。


ただ、プログラミングする環境が小さいころから自宅、学校ともにそろっていたというのはうらやましい。おいらのときはまったくないのですべてが自己流。当時はそんな人だらけだったと思う。パソコンがまともな扱いを受けて一般に認知されるのはWindows95以降だしねぇ。


今だとマシンパワーが高くてコンパイルしたらしばらく休憩とかないから勉強する効率も高いんだろうね。C言語コンパイル遅すぎとか当時は思ってた。


今日本国内でテトリスを短時間で作るコンテストやったら1時間以内で終わらせることが出来る人って100万人くらいいるかな。それともベーマガ世代はほとんど現場からいなくなっていて、実はあんまり増えてないとかあるかな。普通に考えれば毎年プログラミングスキルを持った人が万単位で増えていると思うので100万くらいいってもおかしくはなさそうな気がするけど。



オススメの言語として、おいらもC言語オススメしておきます。本当はポインタの理解をするためにアドレス演算アレルギーをなくするためにマシン語先にやってほしいけど。そしてさらにその前にプログラミングの概念を覚えるシンプルなやつがあるといい。

script系でクラスとか難しいのをなくしたBASIC程度の入り口が必要かなと思うけど意外とそんなのがない。Rubyとかやっていいけど、どうしてもそのままクラスとかに触れることになるから最初としてはオススメしにくい。やっぱりBASICが取っ掛かりを覚えるに非常にいいな。PRINT(出力)とINPUT(入力)とIF文(処理)だけでゲームが作れるわけで。新しい言語って実用的な大量の命令とか真っ当にかけるようにクラスが用意されていたり敷居が高すぎるんだよねぇ。Javascriptはどう考えても簡単ではないし。