日本での発売日は12月8日。アメリカとくらべて意外と遅いですね。これはおそらくクリスマスシーズンの商戦期が11月下旬からはじまることにあわせての措置だと思われます。おそらく日本ではクリスマス当日から年末、そしてお年玉をもらった後の年始が重要な市場と思われるため多少後ろにずらしても問題はないとの判断でしょう。
ハードについて
価格は税抜き25000円。上位のプレミアムモデルが30000円となっています。
なんとか伝統の2.5万は死守してきたというところでしょうか。一方で上位機種を用意したあたり、いかに客単価を上げようか苦心しているのがわかります。
Wii発売時に次の世代は16GBくらいかな?と予測したのですが、下位が8GB、上位が32GBとあたっているのか当たっていないのか微妙な状態になりました。Wiiの内蔵が512MB(当時はFlash内蔵が目新しかった)で2GBのSDカードさえ指していればVCやWiiWareは問題なく大量に消すことなく遊びまくれていましたが、WiiUからは大容量のパッケージダウンロードソフトがあるので、それをメインにするヘビーゲーマーな方は32GBでもおそらく足りないでしょう。その場合外付けHDDが必要になります。
PS3が320GBモデルで3万円で販売していること(下位モデルとの差はたった160GB)、一般ユーザーはストレージを大量消費することがないことを考えるとHDDを内蔵するのではなく、時間とともに安くなっていく外付けHDDを安く買えるほうがメリットが大きいでしょう。
スペック的にはメインメモリが2GBと正式に発表されました。システムで1GB使うので1GBがアプリの使える空間となるようで、ゲームを一時中断してのブラウザ起動やMiiverse起動などがスムーズに行えるものだと思われます。
2GBというと、利用されるメモリチップの可能性があるのはDDR3、LPDDR2、GDDR5あたりでしょうか。このへんはお約束の分解記事が出るまで待ちましょう。
ソフトについて
ブラウザはWebkitベース。ただ、3DSもWebkitベースですので、ここは見新しさはないですね。
マリオUとニンテンドーランドは少しずつ情報が出てきてはいますが、マリオは目新しいものはみつからず。ただし、ここ数年の2Dマリオの中では最も手間がかかっているように見えました。
ニンテンドーランドは1本1本それなりに作りこんでますよ、一人用のゲームもこれだけ入れてますよ、をアピールしていたのが印象的です。ダイレクトを見る人にとっては多人数プレイばかりとりあげられても…という人は多そうですしね。以前紹介されていたドンキーコングのやつ(だったかな?)はかなり微妙な内容で、こんなレベルが大量にあっても困るという感じでしたが、E3で紹介されていた非対称の3DSTGをメトロイドという味付けでだしてきたのは良かったです。尤も、メトロイドで味付けするんじゃないか、というのは当時から大半の人はわかっていたと思いますが。
鉄拳タッグトーナメント2WiiUはなかなか専用コスチュームがきもくて良かったです。
UBIやワーナー、EAなどいわゆる洋ゲーマルチがきたのも予想通り。あちらではCoDがロンチのようですが、日本ではアクティの話はなかったような。もし出すにしてもローカライズの時間が取れないのでしょう、ロンチは無理でしょうね。
そしてまさかのベヨネッタ2を任天堂販売。ベヨネッタ自体は元々魔砲使い黒姫をゲーム化しようとしてやめたんじゃないかと思うようなものでしたが、今回も短いムービーを見る限り同じ方向っぽいです。ゲーム画面は出ていないことからまぁ開発はまだ始まったばかりなのかなとは思いますが。
最後にモンスターハンター3GHDバージョン。
3DSとデータが互換で、WiiUと3DSでのローカルプレイも対応、WiiU同士ならネット経由でというのはバランスはいいと思います。カプコン自体宣伝用の動画も用意しています。
全体的に良い感じではありましたが、ピクミン3がロンチにきていないこと、ドラクエ10もロンチではない(テストしないといけないので仕方はないか)ことでロンチのインパクトは個人的には弱かったと思います。
発売がすぐ出来なくても、せめてモノリスの次回作のタイトル名だけでもだすとか、FEも開発しているよとか、ダイナミック斬シリーズいくよ!とかいってくれれば即行で確保は確定ではありますが。
WiiUで遊ぶメトロイドプライムHDとかWiiUで遊ぶレギンレイヴとか出してほしいかもとか思ったり。レギンレイヴはタッチパネルを使えば槍が使いやすくなるかなーとか。弓の引く動作は一点を押しっぱなしにするとか、体感操作以外でもまぁいろいろとできそうですしね。