Switch イース8 は間違いなくお勧めだ

概要

アクションRPGの名作であるイース。そのシリーズの8作目。

主人公はいつものアドルである。
が、話は独立しているので8だけで楽しめる。

元はVitaでそれの完全版的なPS4版が発売され、SwitchはそのPS4版の移植となっている。
DLCなども最初から入っている模様。


システム

3人PT。この3人をボタンで瞬時に切り替えることが可能。武器によって属性が違うため、敵の弱点属性をうまく使って戦うというのが基本的な戦い方。

最終的に6人で歩くのだが、操作できるのは3人まで。もちろんPT編成ができるため、その3人のHPが減ってきたら、のこりの3人に変えてプレイなどもできるため基本的に人数が増えるほうが有利ではある。

が、ボス戦になるとPT編成などが全くできなくなるため結局主力の3キャラだけで進めたほうが良いという感じに。というのはキャラ切り替えを設定していない控えのキャラは経験値の入りが少ないようだ。主力にLVを置いて行かれることになる。

スキルはたくさんあるようだが、成長要素もあり、使いやすいものだけに絞るのがよさそう。似たような範囲だったりどれがどんな感じか正直ダメージ的にもわかりにくいものだらけでスキルの差別化はできてない、あまり良いとは言えなかった。結局強いスキル1つだけ使う感じになっちゃう。


ロードは早い。特にスキップトラベルの速さは特筆もの。そのかわり、エリアが細かく区切られるエリア制になっているのが残念。エリアが区切られてはいるが、その先の描画もちゃんとされているのでせまっ苦しい感じはそこまでではないけれども、ロードが短くとも頻繁に入るのはすこしつらい。

元がVitaということで細かく区切る必要があったのとそれをベースにしてイベント類をそのまま配置でいるように無あ以外はきりかえをあまり変えてないのが原因だろうか。

アイテムやメニュー系が一瞬で出るため、快適さを意識したゲームといってよいとは思う。

エストなどの位置がマップに表示差r、スキップトラベルも快適ということでクエストは意識していればクリアはしやすいかもしれない。

シナリオ

序盤はどうしても漂流者たちが生きるためにがんばるというだけで話がすすむのでそこはものたりないとおもう。話が動き始めるのはダーナを操作できるようになってから。

世界の滅亡などが絡んできていきなり話のスケールが広がる。


のだが、どうしても舞台は島1つだけなのでバリエーションは乏しい感じ。


最終的にサブタイトルの意味が分かるのがクリア後というのが地味に素晴らしい。お話的には初期のイース1〜3よりはるかによいとは思う。

ただし、名声が低いとまともなエンディングが見れないのはよくないかな。恐らく200以上必要。普通のエンディングの上で特別なのが用意されているとかならわかるのだが、これは一番上のエンディングでやっと普通のエンディングなので。

サウンド

イースといえばファルコム黄金時代のBGMのよさは有名。

で、その8はどうかといえば、これがすばらしい完成度だった。

BGMがよいRPGならイースという名前を付けてよいのでは、というくらいやはりイースシリーズでは大事だと思う。

グラフィック

メニューの際に表示される絵はTOP絵と個別のキャラ絵の2つがあるがどちらも素晴らしくきれい。

一方で酷評される3D絵のほうだが、これ自体はそれほど悪いとは自分は思わなかった。むしろモーションなどはきになる。

それよりは気になるのは影のちらつきや、テクスチャのモアレ。特に最初の導入部分のイベントの船の上はすごいことになっている。影のちらつきもそうだが、これらは画面全体がスクロールしているときは気にはならないが、画面が止まった感じのイベントシーンではかなりつらい感じになる。

それ以外は南国の島的なグラはきれいだとは思う。

評価

いつもの5段階評価。おすすめかかどうかは総合評価を見てもらえれば。

  評価
システム ★★★−−
シナリオ ★★★★−
サウンド ★★★★−
グラフィック ★★★−−
総合評価 ★★★★★

はい、まちがいなくおすすめです。