夢幻とかいて「むげん」とよんでいいのはヴァリスだけだ・・・というのはおいといて。
寝る前に1時間ずつちびちびプレイしてクリア。いくつかひっかかるところはあったものの、3Dゼルダに比べるとやはりトップビューのゼルダは敷居が低いことを痛感した。なんといっても自分の本来いる場所から見えない箇所が動くのが確認できるのはおそらく製作側が楽だろう、と。時のオカリナ以降3Dだと現在地から見える部分しかイベント発生させることが出来なくて苦労しているのをよくみかけるからだ。
かといって従来の2Dゼルダのような雰囲気がもどってきたわけでもない。やはり感覚的には時のオカリナ以降のゼルダらしいゼルダだった。
きれいなグラフィックのGC版時のオカリナの続編となるストーリーだが、DSではやはり大きくグラフィックは見劣りしてしまう。それでも海底からお宝を引き上げるところや特徴のあるキャラクターたちなど魅力はタクト以上かも。やっぱりゲームはグラフィックの綺麗さは面白さにそれほど影響しないのだなと改めて思った。タッチペンをつかっていてもこれはまさしくゼルダ。
綺麗にこしたことはないのだが、それはしっかりと基本のゲームシステムやバランス等がとれてから追加すべきもの。先にグラフィックありきでそこだけで開発費が尽きてしまうのか、ゲームの根幹がおろそかになる傾向の強い最近の据置機はやはり異常としかいえない。
DSを持っている人にはゼルダをやったことがなくても間違いなくオススメできる。一つ一つのダンジョンがさくさく気持ちよくクリアできるのはむしろ今後の据置ゼルダにもほしいところ。カプコン製作GBC版を投げ捨てた人にもオススメ。
評価 | |
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システム | ★★★★− |
シナリオ | ★★★−− |
サウンド | ★★★−− |
グラフィック | ★★★★− |
総合評価 | ★★★★− |