NetBeansの長年悩まされたバグの正体

http://d.hatena.ne.jp/shin/20081118/p1の続き。まさか忘れていたなんて言えない。

画像を見てもらえればすぐわかると思う。

JavaSE 6 update6で実行した場合の補完。

そして下がJavaSE 6 update10で実行した場合。


Netbeansの補完ウインドウは描画可能な画面のサイズを自動的に計算してくれていないために、このようなことになってしまっていた。タスクバーより手前に描画しないタイプのポップアップを使っておいてそこに補完ウインドウが重なると非常にうざったい。ソースの長さによっては回避できないこともあった。これは少なくともNetBeans3.xからあった古のバグで放置されすぎと十分非難されてしかるべきバグである。


それが、update10にしたら解決。6.1や5.5.1などでやってもすべて解決されたため、とりあえずこれでいいかな。しかしこういった基本的な挙動が変わるとそれにべったりと依存していたSwingアプリとかまともに影響を受けてやばそうだ。