台湾勢の超低電圧版搭載ノートPC

http://efuou.asablo.jp/blog/2009/06/19/4376586

台湾勢がとうとう超低電圧版CPUでノートPCにやってきましたAtomと比べると圧倒的な性能です(おおむね1.5倍くらい早い)。それでいて9万をきるとな。秋には軽くなったといわれるWindows 7が登場し、SSD搭載モデルを出すようです。そうなると11万くらいでしょうかねぇ?

2スピンドルとはいえ、超低電圧版を搭載したマシンとしては1.6Kgとかなり重めです。それでもディスプレイは13.3インチあることで快適な操作が得られると思われます。

日本のメーカーはまだまだ価格以外はたいしたことがないと思ってるのでしょうかね?

ほんの数年前まで台湾勢のノートPCはカスタマイズができる反面、2.4Kgあたりが中心でした。バッテリもたいしたことがなかったです。それが様々なパーツが低消費電力化しここまで軽量化やバッテリのもちがよくなってきました。そのうち2スピンドルで1.5Kgきりるようになるはずです。1スピンドルSSDのみの0スピンドル搭載マシンならば1Kg近くになってくるのではないでしょうか。そのとき日本のメーカーはどうするのか。25万円とかの価格が維持できるんでしょうかねぇ。

台湾勢が今ノートでも本腰を入れ始めた原因はネットブックの成功もありますが、世界のPCのシェアでノートPCの占める割合が急拡大していることが原因でしょう。日本ではすでにかなり前からノートPCがデスクトップを抜いています。ラインナップを見てもデスクトップに力を入れているところはほとんどない。地デジ対応でごまかす程度。確かにデスクトップPC買うならショップブランドが一番です。

それが世界的におこっていると。今まではデスクトップ市場が大きく、そちらがメインだったに過ぎません。今後バッテリや軽量であることが重要になってくれは躊躇なくそこに投資するはずです。


主要パーツがほぼ同じなわけですから差別化にも限界はあるでしょう。価格で太刀打ちできない以上どうするのか。今後が気になります。

まさかこのクラスに参入してくるとは。せいぜい低電圧版のSLだと思っていたのに。もし搭載チップがSU9600だったら日本のノートPCは多大な影響をうけていたかもしれません。