Wii ソニックカラーズ クリア

最終ステージで放置してた。何度やっても死んでたので。
2分過ぎたあたりで毎回綺麗にゲームオーバーになるなぁといつも思っていたら。

なんと2分少し過ぎたくらいでクリアでしたとさ。最後やけくそになって満タンになったブーストゲージつかったらそのままホワイトアウトしてクリアした。

もしかして何度も死んでた状態から5秒くらい進むだけだったの?という感じで。


ラスボス戦はなかなか面白かったです。ラスボスの使う技とこちらの最後の攻撃がすばらしい。そしてそれらよりもパーツ破壊するときの最後にエッグマンコクピットの前へスローモーションになってガラス越しに接近する演出が最高でした。すごいよ。

難易度

決して低くないですね。意外と死に安いステージがあります。ほとんどは落下死ですけど。ジェットコースター面は始点のせいか、最初はしにまくるでしょうし。

覚えゲーなのでちゃんとパターンを理解すれば何とでもなります。

グラフィック

わかるのはその圧倒的なグラフィック。正直ここまで書き込まれたソフトは任天堂以外では初めてではないでしょうか。もっとも任天堂以外でまともに開発しているところは少ないと思いますが。

また、オープニングなどプリレンダムービーがものすごく綺麗です。メトロイドOtherM並みです。480pですがドット感がまったくありません。つまり出力としてはHDっていらないってことですね。ちゃんとアンチエイリアスかかっていれば。もちろん、SDの内部解像度でやっていたら綺麗になるはずもないですが、出力としてのHDってのはあんまり意味のない数値だなぁと思いました。

悪いところ

ソニックが豆粒になるとき見失います。演出以外である程度小さくなったら目立つようにふち取りするとか、矢印でこことわかるようにしてほしかった。特に2D面での豆粒はひどい。

プレイ感覚

やるとわかりますが、3Dと2Dの融合ということで感覚は非常にスーパーマリオギャラクシー2にそっくりです。あちらも2D面では足場を大事にするジャンプアクションであり、3D面では多少アバウトな走り回る感じになります。ただし、違うのはソニックの3D面は前方へのスクロールに特化していること。そのおかげでカメラは固定化されやすく、またスピードも出せるということでギャラクシーの3Dの足場がわるいのに細かいジャンプアクションでイライラすると言ったことがなくなっています。つまり、この2つのモードを切り替えるという点において完全に任天堂を超えています。

また、アイテムを入手して変身、特殊な力を得るというのもマリオギャラクシー2と同じです。が、あちらはこの場所でその能力を使え!という感じて固定化されているのに対して、こちらは必須ではない場所のほうが多いです。最初はアイテムが使用できない状態であるため、一通りアイテムがそろった状態とでプレイ感覚が大幅に変わります。1面ですらまったく別のゲームになったんじゃないかと思わせるくらいです。初めてプレイするときはブーストしかありませんからね。

面選択等の画面切り替えも早く、ロードも短いです。リプレイ時にもロードは入りません。同じくマリオギャラクシー2と比べるとあちらは面選択の面倒くささやロード時間が長く感じてしまいます。技術的にも任天堂を上回ったというこて尾ではないでしょうか。

あとリザルト画面のみならずエンディングもずっと遊べます。エンディング画面での最弱はスパイクですね。フレンジーやロケットもなかなか使い勝手が悪い。キューブとレーザーがそれなりに使い勝手がよく、ドリルが圧倒的に最強でしょう。


やるなぁ、セガセガらしくないといわれる理由がわかります。


ソニック カラーズ
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というわけでいつもの5段階評価。

  評価
システム ★★★★−
シナリオ ★★★−−
サウンド ★★★★★
グラフィック ★★★★★
総合評価 ★★★★★

正直あてにしてなかったお話はあってもなくてもいいものでしたが、あの独特のジョークが自分には最高にあっていました。F-ZEROファルコン伝説のような独特のノリが好きな人にはいいかもしれません。

スーパーマリオギャラクシー2よりよいできだと思いました。