テラバトル

テラバトルクリアしてたので書いておく。クリアしてわりとすぐに新しい面(31章)が初めて追加された。とりあえず1部をクリアしたということで評価する。31章はクリア後ということで難易度がものすごく高い。

システム

まず、いわゆるソーシャルゲーではない。ソーシャルな仕組みが追加されたのがかなり後、お話ではからまないため必要性はない。自分のペースで進めることができる。

システムは簡単。キャラをドラッグして移動、敵を挟んで攻撃、その際に一定確率でスキル発動。

味方が縦か横かどちらか同じ列にいる場合は一緒に攻撃をして、スキルなどが条件によって発動される。回復系のスキルは一番基本となるものは100%発動だったりするのでこれを利用して回復させながら進めることになる。

発動確率は30%などスキルにそれぞれ設定され、さらにそのキャラクターごとに発動率が設定されるのでそれを足す。キャラクターの発動率は最初は0で、使っていればそのうち0.1%単位であがっていく。ガチャで同じキャラクターを引くと5%増える。

スキルの発動率やスキルの種類などは意識はするものの、相手を挟んでダメージという基本は最後まで変わらない。

気になるのはこっちははさまないとダメージを与えられないのに対して、敵ははさまなくてもこちらにダメージを与える点だ。はさむという特性上、1人が生き残ってもゲームオーバーになるのに対して敵は一人になっても戦うことができる。この非対称性だけは納得しにくい感じが最後まであった。


キャラクターにはモンスターなどを除いてjobが最大3つある。job2以降はお金とjob追加アイテムを集めて追加することができる。
job1つでは最大4つのスキルを覚えることができ、また、そのほか好きなスキルをセットできる箇所が最大4つ設定可能になる。
つまり、job2だとjob2スキルは4つ固定で装備、job1とjob3のスキル8種類から好きなものを4つセット可能というわけだ。

jobの自由度が高そうに見えるが、実はjob1よりjob2、job2よりjob3がステータスが圧倒的に上回るためjobは最終的に3で固定化されることになる。このへんはちょっと楽しみ方が弱い、自由度が弱いと感じる。

ボリューム

リリース後200日くらいたってからのクリアとなった。LV65キャラをたくさん作ったのでそろそろいけるかとおもいやってみた。

ただし、ラスボスにぎりぎりで勝てなくてずっとあきらめていたというのがあり、そろそろやってみるかと、LV70程度で3度ほどパーティー構成を変えて試行錯誤したら勝てたという感じ。最後の状態異常攻撃はかなり運が絡む。運が悪いとどんなに強くても無理。状態異常回復ばっかりというのもダメージ効率が悪く長引くと不利なため攻撃重視のほうがいいだろう。

実際は100日もあれば無課金でもクリア可能と思われる。基本的にLV65job3を6キャラ作るのが目的となる。

難易度

一部のボスなどは攻撃パターンを見極める必要があり、そこが気が付かないと勝ちにくいといったことはある。が、それは一部だけなので本当につまったら攻略サイトを見るなどしてもよいだろう。

基本レベルを上げればほとんどの場所はどうにでもなるはずだ。ただし、相性の良いパーティ構成などは必ずあるため、そこはガチャでのキャラの引き次第とも。

最初知らないで役に立たないjob追加できないモンスターのガチャばっかり引いていた。お金はそこでしか使えないためだ。最初から持っているキャラのみjobが3つあるのだなと。そういう間違ったシステムの理解のせいで序盤は異様に難易度の高いゲームだと勘違いしていた。

BGM

音楽はとても良い。個人的にかなり好き。
スマホのゲームとしてはかなりのものだと思う。

評価

いつもの5段階評価

  評価
システム ★★★★−
シナリオ ★★★−−
サウンド ★★★★★
グラフィック ★★★−−
総合評価 ★★★★★

時間がかかったのはS以上をガチャでほぼ引けなかった運の悪さが絡んでいるかもしれない。といいつつラスボス撃破した時はS以上は1つしかなかった気がするが。

こういうゲームをやると思うのだが、地道にひたすら進めるタイプは課金する気が起きにくい。ギリギリのバランスで楽しむそちらのほうが楽しいからだ。また、デイリーボーナスはかなりのもので、半年もたてば大抵クリアできるメンツはそろっていることだろう。

つねに無料で遊ばれるとたまったものではないのだが、無料で長く楽しめるスマホのソフトはないかと聞かれたらこれを勧めたい。アクション性の強いものは端末などに左右されてしまい、また操作がいらいらすることが多いのでスマホではお勧めしにくいからだ。ただし、このソフトもなれないとよく周囲などに引っかかったりするので、iPhone5s以前など小さい画面だと少しつらいかもしれない。


個人的に低コストでの開発という点で見習いたい感じ。システムや数値だけでうまくバランスを取るタイプは好きだ。すごく地味だけどぶっちゃけ絵はなくても成り立つゲーム。逆にソーシャル要素は運用含めコスト増大であまりおいしくないのではないかという点だけ気になるが、売れた後だから大丈夫なのかなぁ。