任天堂NXの妄想

任天堂の新しいゲーム機NX。これを妄想してみる。

発売日からプラットフォームを妄想する

まず2016年発表となる予定。ということは発売は2016〜2018年あたりだろう。

普通に考えるとここで発売しなくてはならないライフサイクルのハードウェアとして3DSがある。
ということは3DSの後継にもなると考えるのが普通ということだ。


仮に3DSとは別のハードウェアで別途3DSの後継機が出るとした場合、問題が出る。
3DSの後継機が同じ年に出るとは思えず、1年後か1年前かどちらにしてもかなりよくない。同じメーカーのハードが1年後でても伸びるとは思えない。それはWiiUでやってしまったミスだ。1年たったハードは脂がのっている。その年末商戦をまた新規のハードで1から立ち上げるというのはどっちの製品にとってもよくない。最低でも2回の年末商戦を挟む必要があるだろう。

まさか同じミスをやらかすとは考えにくい。


したがって形状はともかく、少なくとも3DSのような携帯機としても使えると考える。

また、その後継機ならば価格は2万円は切るだろう。

据え置きと携帯機の統合を妄想する

現在開発費は年々上がっている。任天堂は据え置きと携帯機合わせるとすさまじい数を出し続けている。それでも本数が多く見えないのはやはりプラットフォームが分かれているから。

同様のことはSCEにも言える。PSPを出した後と前のPS2に集中していた時とでの据え置き機のラインナップを見ればわかるだろうか。

これを統合すれば一気に解決する。今までと同じコスト本数だとすると一気に2倍のソフトの数になるし、本数が多いからこそ同時に動かす人の数を減らして時間を延ばすことにより質と量を確保することもたやすくなる。

(これはたとえば開発に10人が10か月かかったとする場合、半分の5人で開発すれば期間が倍の20か月ではなく15か月で同等の品質のものが作れるという意味。コミュニケーションコストと習熟度などの問題などによる。)

本数が少ない場合、確実に途切れなくソフトを供給することを意識しなくてはならないが、本数が一気に増えるとなればその辺の時間の融通は利く。

また、ハードが統合されればサードも集中しやすくなる。もちろんハードが統合されれば研究開発にかかるコストも減るし投資効率は良くなる。

プラットフォームを妄想する

NXは携帯型ハードウェアと据え置き機が両方出ると妄想する。

どちらもNX用カートリッジスロットを搭載。TVでもモバイルでもどちらでも遊べる。

LLが結局売れることから、極端に小さくしようとは考えない。小さいサイズはスマホでよく、その上のサイズということで競合は小型タブレットにする。タブレットはだいぶ伸びたというが、スマホに比べるとかなり市場は狭く、伸びはイマイチ。戦うならこっちのサイズのほうがいい。

また、NX用ソフトはクロスコンパイルをすることにより、WiiUでも動くと予想する(スペック的にはWiiUのほうが高いため)。USBカートリッジアダプタを付けるか、DL専売かどちらか。新アカウントシステム導入でDL版をかえばどの本体でもDL可能、セーブデータのアップロードダウンロードなどが可能。バーチャルコンソールもNX用として開発。そのため、クロスで開発できない、NNIDとも紐づいていない3DSは止めていると妄想。

というわけでNXハードウェアは2機種、WiiU上でも動くという感じになると妄想する。

スペックを妄想する

今まで通り自分所でコントロールしやすいものにする場合、CPUはARMでGPUはMaliあたりだろう。CPUはバッテリを考えればCortexA7かA53か。実効性能を考えればA12あたりはクロックあたりの性能が良いのでバランスはよさそうではあるが32bitより最初から64bitのほうがいいと思う。

価格と性能最優先と考えた場合、チップは外販されているものを使うという可能性もある。差別化するのはソフトであると考えるならば。

スマホタブレット、組み込みでの実績を作りたいIntelAtom

Androidタブレットのリファレンス以外で実績がイマイチなnVidiaTegra。3はスマホでそこそこ採用されたが、それ以来さっぱり。

価格を考えると一番可能性がありそうなMediaTek。MT6732あたりは性能もそこそこよく2万未満でだせそう。

実績と更なるシェア拡大を貪欲に狙うならクアルコムもうりに来るかもしれないが、あの価格帯ではローエンドの400番台しか使えずメリットは少ないと思われる。

メモリは1GB程度。今はメモリの価格が高いので低価格で2GB以上は難しいと思われる。