創るJavaの最新刊が登場だってばよ

http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20090901#1251813394

きしだタソの創るJava…それはつねにNetBeansのリリースから必ず遅れ、すでに登場したバージョンと大きく異なるということが出てきてしまう書籍。のに子タソのNetBeansの書籍も出たタイミングが激しく悪かった。改定第2版も5.5.1と6.0の狭間で苦労しているのがよくわかる。


今回はなんとちゃんと最新のバージョンが出ている状態で出るようだ。(ぉ


Java EE 6の対応はNetBeans 6.8からなのであまり突っ込めないとは思う。それより6.7と6.8M1ともにGlassfish V3との連携バグは放置(6.5まではpreludeがちゃんと動いていたのに6.7からだめになった)のようだし。


Javaを勉強してみたいが、とっかかりがわからないという人にお勧めだ。NetBeansを使用してはいるが、あくまでもJavaの勉強用にセットアップが楽なNetBeansを利用しているに過ぎない。マルチスレッドを目で見て動作が確認できる飽きないサンプルなどがやれるのはきしだタソだけ!

一時期音楽関連のエントリが多かったのでたぶんJavaSoundの解説はいってるんじゃないかな。おそらくサウンドドライバも作ってMMLをPLAY文でうちこんで「かえるのうた」でも流しているかもしれない。実はジーザスのエンディングかもしれないけど。


個人的にはNetBeans本がほしいところ。すでにNetBeansJavaだけのIDEではなく、JavascriptPHPRubyC/C++用のIDEとして非常に強力な環境が整っている。それぞれのショートカットや、こういうときどうすればいいのかなどの「IDEの書籍」がほしいところ。ちゃんと使いこなせればJava EEがとてつもなく簡単に開発できるというのもわかってもらえるはず。

あと、NetBeansプラットフォームの解説も(ぉ


そういや気になっていたが、通常こういった書籍はCD-ROMで開発環境が入っているのが普通なのだが、改定第3版はそういうのはあるのだろうか。たんなるリンクとしてしまうと、ダウンロードしに行ったときにはすでにNetBeans 6.8となっていて、初心者が混乱するといったことが予想される。JDKはよく雑誌に付属するのにNetBeansが雑誌に付属しない理由もわからんなぁ。