Flexの書籍だいたい読み終わったのでFlashの書籍購入

FlashのというよりはActionScript 3のってのが正解か。

おいらの書籍等からの情報で知る範囲では、Flexって静的にコンポーネントや状態を設定しておいてそれへのバインディングというだけなので、ActionScript自体の知識がないと結局ほとんど何も出来ないというオチみたいだからAS3の書籍を購入。



軽く見た感じではAS2までの適当なやっつけ言語という側面が一切消えてJavaを参考に作った言語という感じがものすごくする。でもこれはいいこと。

Javaだって当時の主力言語であったC言語の構文を意図的に似せて作ったため、開発者の確保が容易だった、勉強が容易だったという側面が強い。もちろん細かいところが違うのはたしかだけれども、おおむねどんな動きをするかif文とかfor文みてなんとなくはわかるはずだ。


でも同じ真っ当な言語という意味でならばJavaAppletだって負けてないどころか、やれることははるかに多いのだが、こっちが普及しなかった原因はやはりとっつきがわるかったというところだろう。AS1/2のような下地を作っておいてランタイムが普及したところでAS3にするってのは面白いなぁと。最初からAS3レベルだとやっぱり普及はしなかったと思うし。

まぁ一番の原因はNetscape 4に実装されたSymantec JITVM起動で分単位で待ち時間が発生したやつだとは思うけどね。機能が少ないIEのJDK1.1のほうが使いやすいんだもん。機能はまるでないけど。ライブラリを削ることが出来ればかなりランタイムの配布サイズは小さくなると思うんだけどね。それこそやれることは段違いに多いだけに。

現実的にはJBuilderとかFlexBuilderとかみたいにprivate JREJavaアプリケーションにしてユーザーにJavaの設定を意識させないってのが大事なんだろうなと思う。