どのへんがデフレなんだ・・・?

衣料品とか家電製品は下がってるのは実感できます。


つい先日スーツを買ったのですが2パンツで4000円でした。もちろん裾上げ代金込みです。

男性ものの服ってデパートに行くと高くて種類がなくていいものがない(だから男性ものは売れない。そして悪い方向への悪循環)というのを実感するのですが、価格が下がったことによってだいぶ考え方は変わってきました。ユニクロとかの価格がスタンダードになってしまったのですね。


一方で高いのが食料品。こちらは年に4回くらいしか購入しない衣料品と違い毎日購入するもんだから、生活に直結するぶぶんがぜんぜんダメなんですね。家電や衣料品は余裕があるときに買うものですからそこが下がったとしてもなんの意味もない。


貧乏人の味方のカップラーメンですが、これほんの2,3年前まではスーパーで100円くらい出打っているのが珍しくありませんでした。今では普通に150円や160円です。100円くらいの価格になってるのは専用に作られた安価な製品です。もちろん味が落ちます。

同様にインスタントラーメンの値上がりもかなりのものです。定番のサッポロ一番塩ラーメンとか5袋入りが500円の定価で売っているのも珍しくないです。398円だとめちゃくちゃ安いほう。400円台が普通になってしまいました。ここもカップめんと同じく低価格の商品が投入されているのですが、正直どれもはずればかりで、ものによっては1回口にしたらそのまま残りの4袋を捨ててしまうというレベルの商品も多いです。1食当たり数十円をケチったばかりにそれ以上にお金を損する「安物買いの銭失い」は何度もやってしまいますな…。普段から298円クラスでうっているものではせいぜいサッポロの味一楽が何とかぎりぎり食べられるレベルです。サッポロ一番ブランドにしているようですが、やめといたほうがいいくらい味が別物です。食べられるだけでおいしくないのです。

2袋298円以下のウィンナーも見たことのないメーカーのものが発売されることもよく見るようになりました。予想通り味は大きく落ちます。あまりにもまずいので最近はまた大手のものを安くして売り出しているようですが。

魚はあいかわらず非常に高いまま。野菜も特売を狙わないと安くないですよね。ちょっと前までは国産の食材はもてはやされてたんだけど、今では外国産にみんな手が伸びてます。とてもとてもデフレを感じることは出来ません。


TV東京とかみてたら、なんか月50万円を超える金額が家庭のピークの支出らしいといってたけど、バブル時代でもそんな家庭ってまずないよねぇ。生活必需品に使う金に苦労してない人がデフレデフレいっても、そりゃ説得力ねぇよと思う吉宗であった。