ここの管理人は学生なんだろうな
http://jin115.com/archives/51633094.html
さすがに社会人ってことは無いだろうが・・。投稿があったからといいつつそのまま乗せる神経がわからん。というか、投稿という表記で逃げ道を確保しようとしているように見える。あのタイトルはあきらかに釣りだし。ならば釣られてみよう。
なんで自社販売のタイトルでリベートとかいう話になるんだろう。しかもリベートの意味が独自解釈のようだし。
外部の会社の協力を得るなんて今に始まったことでもないし、やってない会社のほうが珍しいんじゃないかな。任天堂だけみてもマリオパーティーとかチンクルとかGBCゼルダとかスターフォックスとかFZEROとかまぁいろいろとあるよね。
エニックスなんてそれがないと成り立たない会社だし、ほとんどの会社は外の会社を使う、使われることはあると思う。
でも任天堂はまだいいほうだと思うよ。社長が訊くシリーズとかでもちゃんと開発会社の実務に携わった人の顔を出して紹介している。罪と罰でも開発にメインでかかわったトレジャーの名前もちゃんとパッケージに書かれてるし、マニュアルでも前川さんとか中川さんとかの名前ももちろんちゃんと載っている。
今でも下請けの会社の名前もエンディングのクレジットものせないという、8bit時代からの悪しき慣習のところもかなりあるはず。こういうのはバンバン公開していって責任を持って開発してもらうのがいいと思う。もちろん昔からある本名を載せないというほうほうでもいい。自分がかかわったという証拠があれば。
罪と罰2のコピーライト表記は任天堂とトレジャー併記だし、レギンレイヴも任天堂とサンドロットの併記なので共同開発だろう。すくなくともまる投げで販売だけ任天堂ってことはないはずだ。任天堂の名前で販売したがバグだらけというわけには行かないので、かならず任天堂のデバッグ部隊をつかったりしているはず。企画や開発そのものはおそらくトレジャーやサンドロットであろうが、デバッグやバランス調整もソフト開発の重要な一部(おそらくサードはここに金をかけていない)なので共同開発と見てよいかと。
レギンレイヴは特に開発者の名前が任天堂とサンドロット以外も細かく載っているので見てみるとよい。やっぱり現場のディレクションやる人間とメインプログラマは同一のほうがいいよな、とか感じる。やりたいことを実際に画面に出せるってのはプログラマだけなんで。過去にとんがった作品や名作が多いのも開発者の人数が少なくて開発者の個性が出たためと考えてるが(もちろんそれは悪い方向にも転ぶ)。
SFCくらいの時期までは販売元の任天堂の名前しかなかったが(FEとかみればわかるがISの名前は無い)、最近のハードであるWii等では併記するタイプと、著作権は任天堂が持ってるけど、開発はこの会社というようなわかりやすい表記になっているようだ。
この仕組みのいいところは参入してないところが最初に一番コストがかかるハードの特性やライブラリのくせなどを把握する時間が取れるところだと思う。2作目以降はこの部分のハードルが大幅に下がるので、1回はこの方法で把握してもらって、次からは自社タイトルでどうぞとかいう方法がとれることだろう。