PC88 ソーサリアン 古代とファルコムといったらこれ

古代祐三強化月間でこれをとりあげないわけにはいかないでしょう。

ファルコム古代祐三や石川三恵子の全盛期、最高傑作をあげるといわれると一番票が集まると思われるソーサリアンです。

大量に曲がありどれもが完成度が高いながらも、残念ながらソーサリアンの個々の曲の作曲者は明らかにされていません。したがってどれが古代なのかといわれても100%これだというのは無かったはずです。



しかしやってみるとわかるのですが、アクション物であることや効果音がガンガンきこえること、せっかく良い曲でも全て聞き終わる前に戦闘が終わってしまうこと(というか長引くと死ぬ)など実はゲーム中にちゃんと聞けるというゲームではありません。

そのため、ファルコムゲーとしては珍しく曲単体で語られることが多いでしょう。イースシリーズなどはシーンと音楽が自然と思い出されますが、ソーサリアンでは一部の曲とか出だし以外は意外と一致しなかったり。

したがって自然と敵が出ないフィールドの曲が頭に残ることになります。クイーンマリー号とかはそれもあって名曲だと気がつく人は多いはず。


ほんと米田仁士のイラスト最高だと思う。当時のファンタジーのイメージをちゃんとあらわしてくれてる。ソーサリアンにとってこのイラストの後押しもかなり大きい。


一応ファルコムの主力製品につけられるドラゴンスレイヤーシリーズ(ドラスレ5)で、ラストにはたくさんドラゴンが出てきます。そして最後にはおなじみのキングドラゴン。ドラスレ6が英雄伝説で、これは単体としてシリーズ化されていきます。そしてドラスレの名前ははずされます。

イースシリーズにはドラスレという名前が使われていないが、木屋さん(スタープログラマー。この人がいたから今のファルコムがある。福岡県出身で一番知名度が高い人)がかかわっていないということなどからかなり異色な作品だったと思う。実際当時やさしさを売りにした展開は誰もが違和感を覚えたはず。