新旧ラ王を食べ比べる

旧ラ王が近くのスーパーに売っていたので買っておいたので食べ比べる。


パッケージを見ると旧ラ王は「日清ラ王」という会社名も含めての名前が強い。

一方で新パッケージは「ラ王」だけ大きい文字だ。振り仮名には「NISSIN RAOH」とあることから商品名自体は日清も含めてなのは変わらずといったところかな。


味は…


まず旧ラ王を久々に食す。

麺はたしかに生めんタイプだけあってよい。でもカップラーメンとしてはこれいったいいつの時代のですか?というくらいだめすぎる。

麺以外が非常に弱いのだ。湯ぎりをするというところからお湯の量も2倍必要になってしまうし、具を暖めるというのに向かない。ほんと最近流行の具たっぷり系とは対極に位置するんじゃないかというくらい具がない。これだけお湯を使って具がないんじゃチルドラーメンでよくね?という気がする。

それくらいかなり時代遅れなだめだめな商品だった。出た当時は普通だったのかもしれないけどさ。自社の製品見てもパンチ力がまったくないのわかるだろうに。



続いて新ラ王を食す。

スープは味が濃くなってグザイとしてもやしが追加。チャーシューもあきらかにこちらのほうがおいしい。

一方麺は生めんを意識してぷりぷりにしてるんだけど、やっぱり生めんに勝てず。というか、なんか変な麺だと感じる。個人的にカップめんの麺はとかち麺工房が好きだが、それとも大きく異なる。食感的にラ王の麺を意識しているのがよくわかる。


旧ラ王は麺はいいものの、スープとのバランスがよくなくて全体的にいまいち、それに比べると新ラ王のほうが生めんではないがはるかにいいと思う。


でもいまどきの200円オーバーのラーメンとしては具がお粗末と感じてしまう。具多や行列のできる店のラーメンシリーズのほうがはるかにいい。あっさりしたものを食べようと思ったら200円未満で、200円超えるときはしっかりがっつり食べたいとおいらは思うもの。

でも具多とか行列ができる〜は東京でほとんど見かけないんだよなぁ。


100点満点でこんな感じ。

新ラ王 旧ラ王 具多 行列 とかち
80 100 70 70 90
スープ 60 40 60 100 90
50 30 100 60 60

まー200円オーバーの製品と比べると弱いね。旧よりはだいぶいいと思うけど。