OpenGLのバージョンについて再び

対応アプリ書く上でちょっとバージョンを考えないといかんなぁということで。


おいらのノートやあふおうさんのノートPCは945G。OpenGL 1.4。おいらのノートはともかくえふおうさんのノートPCはあんまり古くないけどそれでも945。これをターゲットとするとVBOは使えないわけで、なかなか悩ましい。メモリ帯域は10.7GB/s。

一方ネットブック/トップ用チップセットではOpenGL 1.5対応。クロックはネットトップ用は400MHz、ネットブック用は200MHz。ただしメモリ帯域は945より低く、シェーダユニットは945の半分の2つしかない。VBO使わないとたぶん性能低い。メモリ帯域はネットトップで6.4GB/s、ネットブックで5.3GB/s。

AtomZシリーズ、MID用チップセットだとOpenGLは2.0。シェーダユニットは倍の4つになっていて世代がネットブック用より上がってはいるものの、クロックが最大200MHz、メモリ帯域がネットブックよりも低いということでかなりひどいスペック。メモリの帯域が4.2GB/sとびっくりするくらい低い。


Atom系はメモリアクセスが多いJavaや.NET系はすさまじく遅いかと。10年くらい前のアプリあたりが適正か。当時のC++BuilderとかDelphiDreamWeaverならさくさく動きそうだけど。シングルチャネルメモリはUMAアーキだときついね。


ちなみにCorei内蔵GPUOpenGL 2.1でDirectX 10対応。デスクトップ用はクロックが基本733MHzでシェーダユニット12個。メモリ帯域は21GB/s。ノート用はクロック500〜766MHz。超低電圧版だと166MHzとかに下がったりするので結構きついかも。メモリ帯域は17GB/s。