2013年のゲームを振り返る

去年は特に盆まで仕事が忙しく、ゲーム、特に据え置きはあまりできなかった。

一方であいかわらずスマホが細かい時間をうめることで、そうプレイ時間はかなりのものとなった。

もはや携帯ゲーム機は家の中で扱うヘビーなゲーム用のデバイスであり、据え置き機で遊ぶことはなくなるのだろう


そう思っていた。


が、WiiUピクミン3とルイージUとともに購入、TVを使わないプレイのみで割とカバーできることがわかった。
とはいえ、家の中だけというのは少しつらい。かといってコントローラにCPUもつと携帯機を食うし、ここは任天堂もきついところだろう。物理ボタンや耐久性などを考慮したうえで2.5万で作れるタブレットのスペックなどたかが知れている。



というわけで去年プレイしたゲームのTOP10をあげてみる。

10位 Android にゃんこ大戦争

いきなりスマホでは有名どころ。タワーディフェンス+攻撃系をさらにシンプルにしたもの。
正直戦略も何もない気がするがこれくらい簡単にしないといけないのかもしれない。

1週目は苦労してクリア。2週目で詰まる。なんせお宝を全く集めていなかったので弱い。
3週目を始めるところでやめているが、去年の頭くらいはかなりやっていた。

サクサク遊べるレスポンスがいいゲームはいいよね、というところだが、指のブレを考慮していないようで、ボタンを押そうとしてすぐスクロールしてしまったりするなどだけが残念。

9位 3DS アーリエル クリスタル伝説

VC。もともとはゲームギアのもの。
SLGとしてそこそこ良くできている。少なくとも値段分は間違いなく楽しめた。
ただ、ファイアーエムブレムがどれだけすごかったのかが分かってしまう問題もあり。

電池の消費がすごい当時の携帯機でRPG/SLG等は微妙な感じがしたが、今やRPG/SLG系は携帯機が一番いいとなっているあたりが面白い。今後さらにゲームギアSLGは買う予定。

8位 Android Castle TD

道が決まっている、設置する場所が決まっているタイプのタワーディフェンス。キャラのグラフィックがきれいで気持ちよく動く。そのためシステムがさほどこっていなくとも楽しめた。去年の前半は通勤や空いた時間など間違いなくこればかりやっていた。

成長要素があるタイプなので長く遊べるだろう。終盤敵が急に強くなる、一度クリアした面からは経験値がさほど得られないなどがありつまりそうになるところがある。しかし、それまで一度もアイテムを使っていない場合、ここで一気に放出する。そうすると無課金でクリアできる。

成長要素のあるタワーディフェンス系は正直無料で遊ぶ何度もトライするのがバランス的に一番楽しいのが問題。課金して難易度下げたくない。面白いのに金をかけると面白くなくなる、というのは海外系のゲームに多いのだが、これなんとかならないかな。マップ追加でお金を払うってやつは過去に何度か躊躇なく払ったんで、よくできたものほどそういう方向で作ってほしいところ。

7位 3DS スチームワールドディグ

DL専用ソフト。非常に質が高く楽しい。5時間半でクリア。しかし、充実しているので短いとは思わなかった。

甥っ子にやらせたところ甥っ子も6時間弱でクリアしたので非常にいいバランスだと思う。甥っ子はテキスト読まないのでそれでもクリアできるってのはすごくいいと思う。

価格も安く、3DSで間違いなくお勧めできる逸品。

6位 WiiU ピクミン3

WiiUを買うきっかけ。1,2作目とは雰囲気が違う、基本システムは似ているものの割と窮屈なバランス。
おそらくガッツリとやりこむ人向けに調整しているのだと思うが、効率よく決まった仕事をこなすのは面白いゲームじゃないぞ。初代などのようにそんなやり方が!みたいな裏技的なものを発見していくプレイ感覚こそピクミン

すべてが開発者の掌の上でやらされている感があるのがダメだなぁ。合流後は面倒な作業が増えるし。

カメラにしてもそうだし、延期はしたものの調整不足で急いで出した感じがすごくする。

ちないに、操作性は旧作より悪く、狙った敵に投げつけたりするのが難しくなっている。ダメ杉。


とはいえ、ゲーム自体は面白いのは間違いなく。好きな作品だからこそダメ出しをしているという点もあるので、ダメなゲームだと思わぬよう。

5位 3DS ファミコンウォーズDS 失われた光

クラブニンテンドープラチナ景品。
ファミコンウォーズファイアーエムブレムとは違い、成長しないので、毎回ギリギリのバランスを作り出すことが可能。しかし、小さいマップであっても1プレイにすごく時間がかかる。また、FEとは比べ物にならないほど頭を使う。先に仕掛けるほうが有利という大戦略系のシステムはやはり難易度が高い。おとりなど使い捨てにしてもよいというバランスもFEやってる人ほどなかなか考え付かなくて切り替えるのが大変だった。

期待してなかったが、お話も熱くてシンプルでいい。

今後はクラブニンテンドーの通常景品になるようなので、引き換えをお勧めする。

4位 Android Robot Defence

現在スマホで一番やっているもの。スマホの去年の後半はほとんどこれ。今年の前半もこれだけになるだろうか。

成長要素と自由におけるタイプ、左から右に行くだけのキャラと、ロボディフェンス(ロボ防衛)を思い出すようなものだが、まったくの別物なので間違わぬよう。圧倒的にこちらのほうが完成度が高い。

無料で楽しい。

3位 3DS ゼルダの伝説 神々のトライフォース

今までのゼルダとは違い、シンプルに剣を振る作業を楽しく遊べる名作。クリア時間は15時間ほど。
アイテムの強化や金稼ぎとかすれ違いとか全然やっていない。

壁画システムがまさかここまですごいいいものだとは思わなかった。
また、頑張りゲージも非常に素晴らしいもので、これは今後ぜひ標準にしてもらいたい。
弓の矢が切れたら矢を探しに行くとかばからしい。

2位 WiiU スーパーマリオ3Dワールド

据え置きにおける3Dマリオと2Dマリオの初めての融合、と言っていいと思う。

スーパーマリオワールド以降からジャンプアクションのマリオは死んでいた。64以降の3Dマリオは非常に操作性が悪く、ジャンプアクションを気軽に楽しめない。一般向けのサイドビューのNewシリーズはマンネリ化していると思う。

マニアもライトユーザーも楽しめるマリオが23年ぶりに帰ってきたのだ。

長かった!

1位 3DS ソリティ馬

価格も面白さも完璧なゲーム。レビュー書いてなかったので少し細かく書く。


自分はパズルゲームやトランプゲームは割と購入するほうだが、ソリティア(トランプで一人で遊ぶゲームの総称)はぶっちゃけ欠点が多いシステムである。

クリアができないかもしれない、クリア機出るにしても難易度が高い配置と簡単な配置がどうしても混ざり合う。初級、上級などといったすみわけは存在しない。運が多大に絡むゲーム。それを許容できる人だけが楽しめるシステム。


それを競馬というシステムを入れることによって、大幅にストレスを軽減している。素晴らしい。

まず、完璧なソリティア、負ける可能性がある。これはソリティア単体では考えられないことであるが、競馬というがわをかぶせることによって、説得力が生まれた。ソリティアがうまくいっても、馬の操作でしくじれば終わりだ。完璧な馬の操作を行えたとしても、古馬とかとんでもないパラメータの馬が結構いて、これに勝つのは並大抵のことではない。

逆にソリティアがうまくいかなかったり、暴走をしたりしても運が良ければ、うまくコントロールできれば建て直せたり勝てたりする。これが熱い。

負けまくるとオーナーからお金をもらえる。それによって勝率が上がるというサポートは絶妙なバランス。


アイテムなどソリティアの部分単体で何とかしなかったのが非常に成功した理由だ。慣れると馬のコントロールが良くできるようになる。それによってソリティアの結果がさほど良くなくとも勝てるようになっていく。最初の頃は何も考えず内側で集団の中に閉じ込められて動けなくなったり、暴走の馬に巻き込まれたりとかしているが、それがほとんどなくなってくると一気に開花する。

プレイすればするほど、子供が生まれることだろう。星付きの馬は良い子供が生まれる可能性があり、それを意識していく。

とあわせて、このゲームは100万円のガチャをまわしまくってピースをすべてそろえるのがスタート地点である。それまではつらいこともあるだろう。

といった上記のスタート地点に立つまでにはおそらく30時間ほどプレイすることになるだろう。

ではとっつきが悪いかというとそうではない。最初から楽しい。


では欠点はないかというとそんなことはない。まず、一番稼ぎ時であるピークタイムの時はカードの文字が小さくなり見づらくなりミスが増える。自分のせいではなく、見えにくくしてミスを増やすというのは楽しいものではない。

また、チュートリアルが完全にゲーマー向けで、一般人は置いてけぼりだ。はホヤと父親の3DSに入れてみたが、2人ともほぼ毎日DSを触る人種なのにルールが理解できなかった。このゲームは少しずつ教えていくタイプのチュートリアルではあるが、実際にどう操作すればいいのかがわかるのは何度もプレイしたかなり後やマニュアルを開いた時だけ。

結局つきそって母に説明をしていたら見事にはまった。また、メッセージ送りをどうすればよいのかが分からないシーンが多い。次へ進むボタンが表示されないときもある。その倍、画面のどこかをタッチすればよいのだが、普通の人はそういうのは知らない。永遠に次へボタンが現れるのを待っている。

ゲーマーでない人に向けてテストはしたのかな?ソリティアってそういうユーザーがターゲットだよね?細かい調整不足は気になるところだが、中身は超一級品である。


そして、これが500円。馬の成長を考慮すると3DSの寿命が尽きるまで楽しめる作品だ。

総評

見てわかるとおりロード時間が長いようなタイトルはない。特にスマホはロードが長いのが相変わらず多い。ロード時間などで非常に快適なパズドラの成功を受けて今後はサクサク楽しめるものが増えると思っていたが、そういうものが増えそうな気配がない。

結果、スマホのタイトルは海外製のものがほとんど。