ストリートファイター4のベンチ

公開されたとき、落とそうと思っても落ちてこなかったのであきらめていた。

今日落としたらさくっと落ちてきた。早速実行。

ウインドウモードだと垂直同期を取らないので平均フレームレートはあがるねぇ。

背景の選択が低と高ってあるけど、正直これONとOFFじゃね?中がほしいと思う人も多そう。


どうもCPU使用率は100%まではほど遠い状態なので、明らかにビデオチップのパワー不足。普通に本体についてきたGeForce8600のままなのでメモリ帯域が足りてないのだろうなぁとおもった。登場時とか超必殺技使ったときなどキャラが画面内に大きく表示されたときだけフレームレートが大きく下がるし。

というわけで解像度落としてセルフシャドウOFFにしたらフルスクリーンでもゲーム中はほぼ60fps維持できた。キャラを中まで落とせば常に60fpsは維持できるのだが、がくっと画質は劣る。背景はアレだときるわけにはいかんしなー。


逆にVGAサイズでもすべての設定を最高にすれば画質は悪くない。高解像度前提な文字がちょっときついけど、それくらい。ということは画質のよさってのはHDかSDかなんてことじゃないんだね、と改めて思った。WiiはSDだから汚いとかわけのわからないことを言う人もいるが、それは手抜きソフトがサードを中心に多いだけ。任天堂のソフトはほんと綺麗。WiiPS2の3倍程度のパワーを持っているといわれてるのでVGAでもしっかり作れば大丈夫なのだろう。

一応800*600にすると画質が一段とよくなるのが体感できる。でもそれ以上の上昇率は微妙だなぁ。フレームレートおおきくさがっていっちゃうし。どっちにしろCPUパワーは常にあり余ってる。

PS3XBOX360が720p以下の解像度で作られているソフトが多いってのもうなずける。


PS3GPUがパワー不足なのがつらいなぁ。実際ゲームの場合CPUがあからさまに足りないなんて状況は少ないはず。というのはAIにしろいくらでもはしょれるから。いかにはしょってそれらしく見えるか、というのがゲームの歴史なわけで、ここのノウハウはいくらでもあるだろう。

一方でビデオ処理の場合は難しい。ゲームの種類によってはポリゴンの荒さが致命的だったり、遠くのキャラクターがはっきり見える必要があったり、逆に大きいキャラクターを出さないといけなかったりとゲームにあわせたチューニングがどうしても必要。単純にフレームレートを下げたりテクスチャ削ると明らかにひどくなっていくのがわかる。

そう考えると扱いにくいSPEでチューニングに成功したとしてもGPUXBOX360に対して大きく弱いPS3はほんとゲーム向きじゃないなぁ。もしBD搭載してなかったらSPEも大幅に減らしたりしてその分ビデオに金をかけていただろうから明らかにクタたんの暴走だと思ってよいか。まずBDのデコードありきでゲームは二の次で考えられたハードはつらい。


話をデモにもどすと音楽がアレンジしすぎてかなりダメダメになってるのがわかる。キャミィステージとか本当はすげーいい音楽なのにへぼい。ビデオやCPUはパワーアップしていっても音楽の進歩は完全にとまったのがなんか悲しいなー。