たしかに、
- 「スマートフォンを出す」=>Windows Mobileのだしました
- 「Androidを出す」=>確かにAndroid
という点でうそは言ってないと思いますが、みんなAndroidのスマートフォンが来るものだと期待は高まっていました。蓋を開けてびっくり。スマートフォンではありませんでした。これじゃKDDIの通信モジュール搭載したネットウォーカーじゃねーかと。もちろん、そういう用途もあるとは思いますが、それなら最初からそうといってくれよとみんな思ったことでしょう。
それでも通話さえ満足に出来れば食いつく人はいたとは思うんですけどね。ソフトバンクのインターネットマシンのように折りたたみ+キーボードのフォルムを最初に見たときついに来たか!とみんな思ったはずです。
あと、発売時期が6月と遅いわりにAndroidOSのバージョンが古いというのが気になります。そのわりに日本専用の機能であるワンセグがついていたりリスモがついていたり、一番日本らしい機能を入れています。それは理解できますが、最初にAndroidに飛びつくようなユーザーが求めていたのはそんなものじゃなかったと思います。スマートフォンがある程度普及、認知されたあとで出すべきものでしょう。おそらくこの多大なソフトウェア/ハードウェア開発のおかげで発売時期がずれ込んでしまったとおいらは見ました。
さらに価格設定も他キャリアと横並び。これではうまみもありません。iPhoneのすごいのはスマートフォンよりパケットの価格が安いことです。通常の携帯電話と同じ価格に設定されています。これだけは。
みんなが求めていたのはそんなに高い要望ではなかったと思います。通話がちゃんとできること、キャリアの従来のメールアドレスが使えること。まずはそれくらいじゃないでしょうか。CPUのクロックがどうだとかそういうのはまずは後回しで。
ただ、キャリアの電話料金と一緒に支払えるってのはかなりいいと思います。
とりあえずやっちまった感が非常に強いですね…。DocomoとSBの一騎打ちという感じでしょうか。SBはWindows Mobileマシンは結構数出ていたと思いますが最近あんまり聞かないですね。iPhoneばっかりで。価格的な優遇もかなりのものですから仕方が無いといえばそれまでですが。DocomoがiPhoneをゲットしていたとしてもそこまで力を入れることは難しかったでしょうね。よくもわるくもワンマンな社長のがんばりといったところでしょうか。
んで、国内メーカーのAndroid搭載スマートフォンはいったいいつでるんでしょうか。海外勢はどうしても電波のつかみが悪いのが多いと思うので手をだしにくいんですよね。同じキャリアでも端末によってつかみのよさが大幅に異なるというのはみんな知っていると思います。国内大手メーカーで2本立ってるときに海外勢は0本とか圏外とかあります。これだけ電波のつかみが違うのを知るとなかなか手が出しにくいですね。
- メールアドレスが従来のものが使えること
- フルキーボードがあること
- 解像度がHXGAあること
- カメラの画質がいいもの
こんなところですね。これらが実現したらいつのりかえてもいいです。できればiPhoneと同じくパケット代が安いとなおいいですけど。