WiiUのVCでプレイした。おかげで操作は常にクラコンで、表示はTV,またはゲームパッドでという楽々プレイで。
携帯機は手軽な半面、アクション物は画面がぶれたりいろいろと操作しにくくなるので、これは楽チン。
お話
タイトルにMetroid 4とでる。
一本道。あっちいけ、こっちけと基本おつかい。力をうしなっているサムスなのに人使いが荒すぎ。
弱っているサムスということで、敵が凶悪に見えるのもいい。実際に、「倒す」ではなく「であったら逃げろ」という指令が出ていたりして世界樹の迷宮のFOEから逃げているかのような感じがあって緊迫感があるのは良い。
まぁ最後は面白い感じになるのでぜひクリアしてほしい。
セリフは大人向き、子供向きで変更可能だ。これはよい。
アクション
難易度が3段階から選べる。これはいいと思う。
敵が弱くても、それ以外で躓くところが大量にあるので、まずは難易度を下げて1週するのがよいだろう。
クリア時はアイテム50%程度集めたという数値が出たが、アイテムは集めれば集めるほど難易度が下がることになるため、ちゃんと探せる人ならアクションの難易度は下げれる。
ただし、そういったところに気が付くのはたいていゲーマーの方だと思うので、隠しアイテムでは難易度が下がるという方向で調整しないほうがいいんじゃないかなぁとか思ったり。
特にライフの最大値を増やすアイテムを探せたかどうかは難易度に大きくかかわるところであるので、これはわかりやすくしてくれた方がよかったと思う。
音楽
ラストの脱出時にリドリーのテーマが流れる以外は頭に残らないかな。大抵アクションが忙しくて音楽を聴く余裕がないというのが原因だが。
肝心のリドリー戦は効果音の音量が大きくて聞こえず。とはいえ、聞いていて深いとかそういうのはないので問題はない。
WiiU VC版としての特徴
価格は700円程度と安く満足度は高い。
まるごとバックアップ/復元機能があるが、下手に使うとセーブデータも吹っ飛ぶので間違わぬよう。自分は何度も吹っ飛ばして、結局使わないほうがよかったんじゃないかと思ったり。
コントローラはクラシックコントローラを使用した。寝そべって遊ぶ場合でもゲームパッドではなく、ゲームパッドはディスプレイとしてのみ使用。便利。ゲームパッドのディスプレイサイズはかなり大きいため、GBAとくらべると迫力は段違い。
ボタン配置をカスタマイズできる。B/Aボタンではなく、Y/Bボタンに変更したほうがよいだろう。
普段のアクションはTVのような大きな画面で遊ぶと非常に楽しい。ちまちまとしたGBAの画面サイズとはかなり違う。マップはTVあたりにうつすと特に赤いドアの色などが非常に見づらく、厳しい感じあった。が、手元にゲームパッドをおけば、マップが見やすく、それでカバーできる。
GBA版よりはかなり快適に楽しめる。
評価
いつもの5段階評価
評価 | |
---|---|
システム | ★★★−− |
シナリオ | ★★★−− |
サウンド | ★★★−− |
グラフィック | ★★★−− |
総合評価 | ★★★★− |
おおむね満足だが、やはりわかりにくい所は多いしそこがとけないと詰まる、みたいなのは多い。まぁゼルダと同じ。とけると楽しいけどとけないと楽しくない。
しかも、このへんにあるはずだ、というのがわかっていてもそれが出せなくてやっぱり違うのかなぁと思ってしまったりすると最悪、というのも見事に同じすぎて、ヒントはさほどなくて、アクション以上にそのへんはイライラしそう。
はまったと思ったら攻略サイトを見るのも手。シナリオに絡むルートくらいはわかりやすい感じにしてよかったのではないかなぁ。
自分は一点だけはまるというか、非常にわからないところがあって、「空中でジャンプボタンを押すとさらにジャンプできる」という説明の装備を見て、まさか何度もジャンプできる(つまり、空が飛べる)とは思わなくて、しばらく悩んでしまった。2段ジャンプのことだと思っていたのでリセットしてやり直したりしていた。
メトロイドシリーズは基本過去の戦いのせいで装備がフル装備、圧倒的な強さを持っていることから、いかにサムスを弱体化させるかの歴史といってもよいのだが、OtherMはその説明がダメだった。フュージョンはそこがよい。見た目が非常に痛々しいが。スーツを解除した時は大丈夫だったのだろうかとか心配になる。